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[感想]カリタ「ミニミル」CAMPでハンドドリップが美味しく飲める

キャンプ

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コーヒー好きのキャンパー「キャンプでハンドドリップコーヒーが飲みたいな。カリタのミニミルっていうドリッパーは、豆の挽き具合とかどんな感じなの?実際使ってみた感想を教えて欲しいな。」

こんな疑問に答えます。

もくじ

  1. カリタ(Kalita)「コーヒーミニミル」の概要
  2. [感想]カリタ「ミニミル」CAMPでハンドドリップが美味しく飲める

こんにちは、タカイチライフのタカシです。
お料理が上手な相方さんとふたりキャンプを楽しんでいます。

キャンプで美味しいコーヒーが飲みたくてカリタ(Kalita)の「ミニミル」を実際に使ってみました。

キャンプに行った出先でミルを忘れて購入したのがきっかけですが、思いのほか気に入ったのでご紹介します。

カリタ(Kalita)「コーヒーミニミル」の概要

サイズ

本体サイズ(mm) 170×110×190
本体重量 660g

製品詳細

  • 硬質鋳鉄カッター
  • ホッパー最大容量:40g 
  • 粉受け最大容量:25g
  • 台湾製

「ミニミル」の部品紹介

ミニミル 各部名称

各部名称

  1. トップネジ
  2. ハンドル
  3. ストッパー
  4. ワッシャー
  5. 調整ねじ

中心の軸に対して、調整ねじ、ワッシャー、ストッパー、ハンドル、トップネジの順に組み立てます。

調整ねじを右まわしにぐるぐると回すほど豆が細く挽けます。
好みの挽き具合のところでストッパーを上から入れて調整ねじを固定します。軸がねじ切りされており、目視で調整の具合はわかると思います。

最初は、ストッパーを上下反対につけていたので、まともに挽けませんでした。

ストッパーをちゃんと使わないと、ハンドルを回すたびに調整ネジがいっしょに回って、どんどん緩んでいきます。

ストッパーの突起が上向きだと機能しません

minimill

これだと調整ねじが固定されないので、調整ネジがハンドルを回すたびに緩んできます。

ストッパーの突起は下向き

minimill

ストッパーの突起を下向きにして調整ねじと噛み合わせることで、豆の挽き具合の調整が固定されます。

ハンドルとトップねじも取付した様子

minimill

硬質鋳鉄カッター

ミニミル カッター

豆をすり潰す「臼式」と呼ばれるタイプです。

上下の刃で豆をすり潰してくれます。

豆を粉砕する「プロペラ式」と比べると微粉が出づらいと言われます。

[感想]カリタ「ミニミル」キャンプでハンドドリップが美味しく飲める

kalita minimill

結論

  • 中挽きや粗挽きは均一性には欠ける
  • ハンドドリップの為の豆なら美味しく挽ける
  • キャンプに持って行くにはやや大きい

「ミニミル」で挽いた豆は均一性に欠ける?


「中挽き」や「粗挽き」にした時にやや荒が目立ちます。

均一性にかけると何かいけないの?

一般的には、豆が均一に挽けている方が、いいとされています。

挽いたコーヒー豆が均一な方が抽出したい成分だけを取り出しやすいからです。

挽き具合が均一でない(細挽きと粗挽きが混ざっている)状態だと抽出したくない成分まで取り出してしまいます。

とはいえ、個人で楽しむ分には、「ミニミル」が均一性にかけると言われる点も誤差の範囲内だと思います。

エスプレッソマシン用の極細挽きはキビシイかも・・・

Nel drip
「ミニミル」で頑張って細く挽いても「極細挽き」ではなく「細挽き」になります。

商品の個体差はあると思いますが、細かく挽くことは可能です。

Nel drip

ミニミルの調整ねじを限界まで締めて「細挽き」したコーヒー豆の様子です。

パーコレーター(直火)でエスプレッソを淹れる分には問題なさそうです。

【エスプレッソ用】豆の挽き具合の目安

  • パーコレーター(直火式)・・・細挽き
  • エスプレッソマシン・・・極細挽き

エスプレッソは「極細挽き」ってよく言われますが、パーコレーター(直火式)を使用するときは「極細挽き」だと詰まりやすいので「細挽き」が推奨されます。

「ミニミル」で細挽きすのは、ぶっちゃけしんどい

minimill
「ミニミル」で豆を挽く時って上から豆が減っていくのがみえるようになっています。

ハンドルを回していると豆がミルの中心に吸い込まれるように減っていくのが気持ちいいです。

でも限界まで調整ねじを締めて「細挽き」をすると、豆がなかなか減っていきません。
体感的には中挽きの2~3倍の時間が掛かかります。
実際にそれくらいの時間が掛かっていると思います。

僕ならエスプレッソマシンを使いたい時は電動のミル(グラインダー)を選択します。

手間暇を考えると「極細挽き」を手動のミルに求める必要はないかなって思います。

ハンドドリップの為の豆なら美味しく挽ける

なんでかと言うと、豆の挽き具合を自分好みのに調整できるからです。

挽き具合の調整は「調整ねじ」(歯車みたいなパーツ)をくるくると回してあげるだけです。

基本的にコーヒーミルは挽き具合の調整ができるので、ミル全般にいえることですね。
挽き具合のコツをつかめば自分好みの美味しいコーヒーを淹れる為の豆が挽けます。

とはいえ、気にする人は気にするかなっていうのが、豆を挽いた時の均一性に欠ける点です。

確かに抽出したくない成分が出てしまうかもれません。

でも「ミニミル」に合わせたドリップで美味しい淹れ方を探すのが面白いなって思います。

キャンプに持って行くには大きめ

僕がメインで使っていたミル「ポーレックスミニ」と比べて大きくて重たいです。

サイズの比較

ミニミル 重量:660g サイズ:170×110×190
ポーレックスミニ 重量:250g サイズ:φ5cm×13.5cm

φ5cm×13.5cm
ミニミルの重量は660gほどで500mlのペットボトルより少し重たい程度ですが、250gの「ポーレックスミニ」と比べると3倍近く違います。

とはいえキャンプは車で行くよーって人やキャンプ道具はボックスにどさっと入れて行くよーって人なら気にならない「重量・大きさ」かなって思います。

参考記事:【カリタ】手挽きコーヒーミル20選!キャンプでハンドドリップコーヒー