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【鍛造ペグ】大型テントやタープの設営におすすめな長さは30cmが目安!

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キャンパー「タープやテントの設営に使う付属のペグってすぐにひん曲がって困るな。鍛造ペグがおすすめって聞くけど、どんなペグなの?どれくらいの長さを選んだらいいか知りたいな。」

こんな疑問にお答えします。
鍛造ペグは丈夫で信頼性が高いペグです。硬い地面に打ち込んでも簡単に曲がることはありません。
大型のテントやタープをするなら鍛造ペグをおすすめします。

大型テントを扱うブランドが推奨する鍛造ペグの長さは28~30cmです。

負荷が大きくかかるメイン部分は28~30㎝を使えば安心です。
タープやテントが風でバタつくのを抑える目的で使うペグなら10~20㎝で十分です。
この記事を読むことで、設営で失敗しない安全性の高いペグと長さが分かります。


»【比較表】鍛造ペグおすすめ4選

もくじ

  1. 鍛造ペグとは
  2. 【鍛造ペグ】長さの選び方!30cmがおすすめ!
  3. 【鍛造ペグ】メリットデメリット
  4. ペグダウンとは
  5. ペグの抜き方
  6. 【鍛造ペグ】おすすめ4種類を紹介
  7. Snow Peak(スノーピーク)とは?
  8. 村の鍛冶屋とは?
  9. i-WANOとは?
  10. ZANE ARTS(ゼインアーツ)とは?

こんにちは、タカイチライフのタカシです。

大好きなキャンプと相方さん

ふたりでキャンプに出掛けて美味しいお酒とご飯を楽しんでいます。

鍛造ペグとは?

peg (1)
鍛造ペグは、金属を叩いて鍛える「鍛造(たんぞう)」という方法で作られたペグです。

テントやタープを設営する際に使用するペグ。

初めて行くキャンプで地面の状態が分からない時は、鍛造ペグを選べば安心です。
硬い地面でもグイグイとペグを打ち込めます。
初心者から上級者までおすすめできるペグです。

鍛造(たんぞう)と鋳造(ちゅうぞう)は別物です

漢字が似ている「鋳造(ちゅうぞう)」と誤って紹介されている事が多々あります。全くの別物なので注意しましょう。
今回は鍛造ペグのみご紹介します。


»【比較表】鍛造ペグおすすめ4選

【鍛造ペグ】長さの選び方!30cmがおすすめ!

peg

結論として鍛造ペグの長さは、30cm程度がオススメです。

30cm程度という長さは、扱いやすく、安全性が高いです。
砂浜のようなサラサラの地面でなければ簡単に抜けることはありません。

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「海沿いのキャンプ場で、隣の人の声が聞きとれないくらいの強風でタープをはった時も30cm程度の鍛造ペグを使用して問題なくキャンプできました。」

メインで使用するペグは30㎝で揃えておくと安全に設営が可能です。
とはいえ風速10m/s辺りからペグは抜けなくてもタープやテントが破損する可能性が出てきます。
筆者は風速10~13m/Sで大型テントを設営した際にポールが折れて崩壊した経験があります。

【砂浜の場合】40cmのペグがおすすめ

砂浜では、40cmのペグを使用することをオススメします。

40㎝のペグをオススメする根拠

・【キャプテンスタッグ】砂浜用プラペグの長さは38cmだから
・【スノーピーク】鍛造ペグ40cmを砂浜での使用におすすめしているから

砂浜用に40cmのペグが欲しいなら安価なプラペグをオススメします。
海以外の場所で40cmの鍛造ペグは抜き差しが大変過ぎて出番が少ないはずです。
» 参考記事:[設営簡単]タープやポップアップテントは海デートにオススメ!ペグダウンで固定!

» 【比較表】鍛造ペグおすすめ4選

【鍛造ペグ】選ぶメリットデメリット


いろんな素材のペグがある中で鍛造ペグを選ぶメリットデメリットを解説します。

メリット

・硬い地面にも打ち込める
・丈夫で曲がりにくいので長持ちする

デメリット

・1本辺りの価格が高い
・重たいので持ち運びが大変

1本辺りの価格が高い

30cmの鍛造ペグを10本揃えると4,000~5,000円ほどの費用がかかります。とはいえ一気に設営で必要な数を揃える必要はありません。
負荷が大きく掛かる箇所だけ鍛造ペグにして残りは付属のペグを使ったりしても大丈夫です。

重たいので持ち運びが大変

30cmの鍛造ペグを10本揃えると重量が約2kgになります。大型テントを設営する場合にはペグが10本ほど必要です。
重量があるのでしっかりとしたケースを使用すると安心です。
» 参考記事:【オススメ】ペグとペグハンマーを持ち運ぶ為の丈夫な収納ケース


»【比較表】鍛造ペグおすすめ4選

ペグダウンとは?

ペグダウン
ペグを打つこと=ペグダウンと言います。

ペグダウンの際に硬くてペグが入らない場合は、石が埋まっている可能性があります。

石かどうかは、ペグをハンマーで叩いた時の手応えで分かるはずです。

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石に当たった時は「ガイ~ン」って振動が手に伝わってきます。

こんな時はペグを一度引き抜いて打ち込む場所をかえてあげると楽に打ち込めます。

ペグダウンするときの角度はこちらからどうぞ



» 【比較表】鍛造ペグおすすめ4選

ペグの抜き方

ペグを抜く
ハンマーの頭にある「とんがった部分」をペグの穴に挿して「グリグリと回しながら」引き抜くだけです。

打ち込んだ鍛造ペグを引き抜くのは大変なので、こういったハンマーがあると便利です。
» 参考:【大型テントには、鍛造ペグを使おう】オススメのペグハンマー7選!

もしペグハンマーを忘れてしまった場合

余ったペグがあれば、打ち込んだペグの穴に挿して「グリグリと回しながら」引き抜いてあげるといいです。

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「テコの原理で簡単にペグが回せます。」

回してあげることで、隙間ができて引き抜きやすくなります。

オススメの鍛造ペグ4種を紹介

鍛造ペグ
信頼性の高い4種の鍛造ペグをご紹介します。

ブランド 商品名 28or30cm 重量 セット本数:価格 バラ売り価格
スノーピーク ソリッドステーク 30cm 180g 495円(税込)
村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cm 約192g 5本セット:1,815円(税込)
i-WANO 岩野ペグ 30cm 約192g 4本セット:2,000円(税込) 500円(税込み)
ZANEATS グラートステイク 28cm 225g 462円(税込)

今回、ご紹介した鍛造ペグの中で、安価に購入できるのは村の鍛冶屋「エリッゼステーク」です。
ただし、エリッゼステークはバラ売りされていないため、まとめて本数が必要な方に限ります。
5本セットなら1本辺り363円(税込)です。

【Snow Peak】ソリッドステーク 30㎝


キャンプ初心者から上級者まで人気のスノーピークの鍛造ペグ

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「長さのバリエーションも多く、鍛造ペグといえばスノーピークは外せませんね。」

円柱タイプの鍛造ペグです。
アルミの円柱ペグはクルクルと回ってしまいますが、鍛造ペグは表面が微妙にデコボコしているのでアルミペグのようにクルクルと回ったりしません。

【村の鍛冶屋】エリッゼステーク 28cm


エリッゼ(イタリア語で楕円)という名前の通り楕円タイプの鍛造ペグです。
地中でクルクルと回りにくい楕円形をしています。
抜く時はペグハンマーでグッと力を加えて回すと隙間ができるので抜きやすいのも特徴です。
もちろんペグハンマーで回さなければ簡単に抜ける心配はありません。

カラーバリエーションも多く人気の鍛造ペグです。




カラーバリエーションも豊富です。
昼間は、打ち込んだペグの視認性がよくなります。
とはいえ夜間はどうしても見えづらくなるので気をつけてください。

注目【i-WANO】岩野ペグ/鍛造ペグ

2020年8月に発売された鍛造ペグです。

抜けづらさが考慮された角柱タイプの鍛造ペグです。
長さのバリエーションが30cmのタイプのみ
鍛造ペグの可能性を広めてくれるようなアイデアが盛り込まれたペグです。
小型のランタンを掛けたり網を載せて焼台を作ったりと様々なアイデアで楽しむことも提案してくれています。

注目【ZANE ARTS(ゼインアーツ)】GRART STAKE(グラートステイク)18 TO-518/鍛造ペグ

2021年8月4日現在、Amazonでは購入できません。
楽天とYahoo!では購入できます。

概要【TO-518/グラートステイク18】18cm

材質 スチール・黒電着塗装
サイズ 8×35×180mm
重量 105g

ZANE ARTS(ゼインアーツ)GRART STAKE(グラートステイク)28 TO-528

2021年8月4日現在、Amazonでは購入できません。
楽天とYahoo!では購入できます。

概要【TO-528/グラートステイク28】28cm

材質 スチール・黒電着塗装
サイズ 10×40×280mm
重量 225g

2021年5月13日更新

ワンポールテントの可能性を広げたことで有名な「ZANE ARTS」の鍛造ペグになります。
長さ展開は、18㎝と28cmの2種類になります。

ペグダウンの数が多い大型テントにオススメです。
抜けにくさと抜きやすさが両立された鍛造ペグだからです。
抜けにくいことで設営した後も安心感があり、抜けやすいことで撤収が容易になります。
その秘密は、フラットでくさび型という形状にあります。

Snow Peak(スノーピーク)とは

アウトドア製品全般の製造、開発、販売をするブランド。テントなどのキャンプ道具の他にアパレルも展開しています。
鍛造ペグ「ソリッドステーク」は、スノーピークを代表する商品です。価格は高めな設定ですが、それに見合ったクオリティから人気のブランドです。
»購入はこちら【Snow Peak】ソリッドステーク 30cm

村の鍛冶屋とは

株式会社山谷産業が運営するECショップ「村の鍛冶屋」。燕三条の高い技術力によって作られた「エリッゼステーク」が人気です。同じく株式会社山谷産業とアートディレクターの石川竜太さんが立ち上げたブランド「TSBBQ」も有名ですね。「ホットサンドメーカー」や「ライトステンレスダッチオーブン」が人気商品です。
» 購入はこちら【村の鍛冶屋】エリッゼステーク 28cm

i-WANOとは

キッチン用品やアウトドア用品を展開しているブランド。アウトドア用品としては、「岩野ペグ」を2020年8月に発売しました。もともとは、キッチン用品を扱うブランド。キャンプで使える燕三条製の「ホットサンドメーカー」でアウトドア業界でも有名になりました。
» 購入はこちら【i-WANO】岩野ペグ/鍛造ペグ

ZANE ARTS(ゼインアーツ)とは

ワンポールテントの常識を変えたブランド。独特な響きの商品名が特徴的なブランドですね。細部までこだわったクオリティの高い独創的なテントを展開しています。2021年には、鍛造ペグ「グラートステーク」を発売しました。
» 購入はこちら【ZANE ARTS(ゼインアーツ)】GRART STAKE(グラートステイク)

メインで使う鍛造ペグは30㎝を選べば安心

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「大型テントや大きなタープには、28~30㎝のペグを選択すれば安心です。」

ただし、全てこの長さで揃える必要はありません。

風による負荷を強くうける箇所だけでも28~30㎝の鍛造ペグを使いましょう。

・鍛造ペグであれば、強度も十分で簡単に曲がったりしません。
・28~30㎝あれば、強風時でも簡単に抜けたりしません。

長さ別のペグの選び方

  • 10cm・・・風でバタつくのを抑える目的で使用
  • 20㎝・・・風による影響が少ない場所であればメインペグと同様に使用できます。
  • 30㎝・・・メインペグ。大型のテントorタープにオススメ。
  • 40㎝・・・砂浜や積雪のように抜けやすい地面にオススメ

大型のテントやタープで使うメインペグの長さは28~30㎝を選びましょう。
素材に迷ったら鍛造ペグを使えば安心です。


» 【比較表】鍛造ペグおすすめ4選