【設営簡単】DDタープ4×4m「ダイヤモンド張り」手順と道具紹介
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こんな疑問にお答えします。
キャンプでの居住スペースを増やしたい時やデイキャンプで重宝するタープ。ダイヤモンド張りは、手順を覚えると簡単に設営できる張り方です。高さが出せるので風対策をすればタープ下で焚き火もできます。
ダイヤモンド張りで使う「道具や手順」について説明します。
タープの他には5mほどのロープ2本とペグ8本、ポール(210~230cm)1本を用意しておきましょう。
もくじ
こんにちは、タカイチライフのタカシです。まるで料理研究家なあかねとふたりでキャンプを楽しんでいます。
今回は、デイキャンプで重宝しているDDタープのダイヤモンド張りについて解説します。
DDタープ 4×4m「ダイヤモンド張り」の必要な道具
正方形のDDタープでできる「ダイヤモンド張り」の張り方について説明します。
スクエアタイプのDDタープはループが19個ついています。
ループの数が一緒なのでどれを選んでもダイヤモンド張りができます。
【ダイヤモンド張りに必要なもの】
- DDタープ
- ポール・・・2本
- ロープ・・・2本(1本の長さは5m程がオススメ)
- ペグ・・・8本
- ハンマー
基本的に上記の道具が揃っていればダイヤモンド張りはできます。
必要な道具で推奨するスペックを解説します。
ダイヤモンド張りに使用するタープ「DDタープ 4×4m」
正方形のDDタープの中で一番大きな4×4mサイズです。サイズの選び方は後半で解説します。
4×4mはダイヤモンド張りで二人で過ごす際にもゆったりと過ごせるサイズです。
【ダイヤモンド張りをする際のオススメなポール】ロゴス システムロックポール
ダイヤモンド張りをする際は高さがだせる長いポールがオススメです。
ちょうどいい長さは、タープのサイズによって異なります。
長さは、90~230cmまで5cmきざみ(28段階)で調節が可能です。
【ダイヤモンド張り】ポールの長さの目安
・タープのサイズ4×4m:210~230cm程度
ポールを長くすると高さが増して後ろの空間が使いやすいです。
僕らは、DDタープの4×4mでダイヤモンド張りをする時はポールを230cm程の長さで使用しています。
ポールが短いと後ろも低くなってデッドスペースが増えてしまいます。
参考記事:【メインorサブ!?】タープポールの用途に合わせた選び方を解説!
【ダイヤモンド張りをする際のオススメなロープ】TOUGH-GRIDタフグリッド 750ポンド ミルスペックパラコード 100フィート【正規品】
ミルスペックのタフグリッドのパラコード。
750ポンドは最小破断強度が750ポンド(約340kg)であることを表しています。
約340kgに耐えられることから、かなり信頼性の高い数値であることがわかります。
またロープワークを行いやすいのでオススメのロープです。
【ダイヤモンド張りをする際にオススメなペグ】エリッゼステーク 28cm
ダイヤモンド張りは、風の影響を受けやすいので、信頼性の高い約30cmの長さの鍛造ペグをオススメします。
参考記事:【鍛造ペグ】長さの選び方!30cmがオススメです!オススメのペグ4種を紹介
こちらのエリッゼステークだと近い長さが28cmのタイプです。
類似のペグはいくつかある中で、エリッゼステークは、カラーバリエーションが豊富なので色を選べる楽しみがあります。
【ダイヤモンド張りをする際にオススメなペグハンマー】スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.C (N-001)
スノーピークの経年変化が楽しめるペグハンマー。ヘッド部分が銅のタイプは、硬い鍛造ペグを叩いているとだんだん潰れてきます。
参考記事:【大型テントには、鍛造ペグを使おう】オススメのペグハンマー7選!
【ダイヤモンド張り】テクニックや環境次第でペグやポールは不要!
ダイヤモンド張りに限らず、タープを張る際は、テクニックや環境次第でペグとポールを持参する必要がありません。
ブッシュクラフトが好きな人ならペグやポールは木を利用してみよう
・ポール・・・倒木を利用したり、高さがある枝に直接結ぶ
上記のように自然のものを利用する方法で、荷物を減らすことができます。この場合は、ナイフを扱う技術やロープワークの知識が必要です。
ただ、整備されたキャンプ場では、都合よくペグになる枝が落ちているとは限りません。主に山間部へでかける際に限定される方法ですね。今回は、ナイフの技術やロープワークの知識があまりなくても道具を使って張れる方法を説明します。
参考記事:【オススメ】ペグとペグハンマーを持ち運ぶ為の丈夫な収納ケース
【手順】ダイヤモンド張り
【手順】
- 正面(i)をどの位置にするか決めたらループ(i)と対角のループ(a)をピンとはった状態で仮止めのためにペグダウンします。(強風でなければペグを少し打ち込んで置く程度で大丈夫です。)
- ループ(r)にロープ(1)を結んでおきます。ロープの反対は最後にペグダウンします。
- 次に(p)と(b)ペグダウンします。このペグはしっかりと打ち込んでください。
- そして仮止めの(a)と(i)のペグを抜きます。ポール先端にロープ(2)、ループ(i)の順に掛けたら立ち上げます。この時ポールは(a)の方向に倒すと安定します。
- ロープ(2)をポールとは反対に向かって引っ張ったらペグダウンします。
- (e)と(m)をピンと張ってペグダウンします。
- 最後にロープ(1)をロープ(2)と反対向きに引っ張ってペグダウンしたらダイヤモンド張りの完成です。
慣れてしまえば簡単な張り方です。高さもあって開放感があります。
ダイヤモンド張りはタープの近くで焚き火しやすい
ダイヤモンド張りをするとタープの近くで焚き火をしやすくなります。高さがだせる張り方なので、焚き火とタープの距離を離せるからです。とはいえ強風で火の粉が舞うとタープに穴があくかもしれません。。
火の粉が舞うのを防ぐために風防を用意しておきましょう。
風防があれば火の粉が大きく舞う心配を減らしてくれます。
【風防】焚き火の風の影響を減らす
焚き火に直接、風があたらないように風防をつかいましょう。
火の粉が舞いづらくなります。
強風じゃなくても火が安定するので薪の持ちがよくなります。
ここまでしても火の粉が舞うような強風の際は危険です。
BUNDOK(バンドック) 焚火 リフレクター
火の粉に強いコットン素材の風防です。軍幕との相性がいいカラーです。重量も700gほどで持ち運びにも便利ですね。
YOLER(ユーラー)大型風防板
展開が楽ちんな大型の風防板です。風の影響を減らしてくれます。冬場は反射熱で暖かくなって快適です。とはいえ、夏場は暑すぎるくらいなので注意して下さい。
密集したキャンプ場で強風の時に焚き火はやめておきましょう
お気に入りのタープやテントに穴があくだけでなく火災の危険があります。
焚き火の火の粉は風にまってしまうので気をつけてください。安全に楽しくキャンプができるのが一番です。
タープのオススメサイズ
ソロとデュオキャンプで快適に過ごせるタープのサイズをご紹介します。
DDタープ(正方形)で「ダイヤモンド張り」をするオススメのサイズ
- 1人なら「3×3m」or「3.5×3.5m」がオススメのサイズ
- 2人なら「3.5×3.5」or「4×4m」がオススメのサイズ
DDタープ(スクエアタープ)のサイズ展開
3つのサイズから選べます。
また軽量化したSuperLight(スーパーライト)というタイプもあります。
DDタープ 3×3m
DDタープ 3.5×3.5m
DDタープ 4×4m